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青汁の添加物(難消化性デキストリン)

難消化性デキストリンは青汁に添加されることがある成分です。難消化性デキストリン自体に健康効果があるため、様々な食品に添加されています。今回は青汁の添加物のひとつ、難消化性デキストリンについて詳しくお伝えします。

1.難消化性デキストリンとは

食品の添加物のひとつとして、多くの食品に含まれている難消化性デキストリンは、自然界では主に熟した果実などに含まれている、水溶性食物繊維の一種です。食品に添加される難消化性デキストリンは主にトウモロコシのデンプンから作られています。難消化性デキストリン自体に様々な効果があることから食品に添加される成分ですが、ラクトースという甘味料がお腹を緩くしてしまうことを抑えるために添加されることもあります。
水溶性食物繊維である難消化性デキストリンは、体内に摂取すると水分に溶けてドロドロのゲル状になります。そのため胃腸に長く滞留し、満腹感を長く感じさせてくれるため、心理的にダイエットの助けになる場合がある成分です。

2.難消化性デキストリンの1日の推奨目安量

難消化性デキストリンは安全性が高い成分としても知られています。アメリカの専門機関では摂取量の上限を定める必要性がないとしているように、国家の基準においても安全性が確かめられています。日本でも健康にある種の効果が認められる食品である、国に認可された特定保健用食品の添加物のひとつとして指定されています。この場合の難消化性デキストリンの推奨目安量は、1日に3gから8gです。
これ以上の量の難消化性デキストリンを摂取しても体調に悪影響が表れる可能性は低いといえますし、多くの場合摂取目安量の難消化性デキストリンを摂取すれば、その効果が期待できるといわれています。難消化性デキストリンは自然界ではあまり含有されている食材が多くない成分です。その効果を得たい場合は、青汁など難消化性デキストリンが添加された食品から摂取すると良いでしょう。

3.特定保健用食品にも添加される難消化性デキストリン

難消化性デキストリンはオリゴ糖などと共に、特定保健用食品、通称トクホに添加される場合がある成分です。特定保健用食品とは国の許可を受けた健康に対して特定された一定の効果を得ることができる食品のことです。
ある食品を特定保健用食品として販売をするには、その有効成分や安全性などの国の審査を受けて、その審査に通過する必要があります。国からの認可を受けた特定保健用食品は、トクホのロゴの表示が許可されます。また、添加されている有効成分の効果に対する説明や注意事項、摂取目安量などを記載する必要があります。難消化性デキストリンが配合された特定保健用食品には、「おなかの調子を整えます」という意味の文章が記載されています。

4.特定保健用食品の青汁に添加されている難消化性デキストリン

特定保健用食品の青汁には整腸効果のあるオリゴ糖や難消化性デキストリンが含まれているものがあります。青汁には元々水溶性食物繊維が含まれていますが、難消化性デキストリンが添加されることで、さらに水溶性食物繊維の効果が高められているといえるでしょう。

また、特定保健用食品の青汁は製品自体の安全性も審査の際に確かめられています。特定保健用食品の青汁は、難消化性デキストリンやオリゴ糖など指定成分の効果を得られると共に、安全性も高く安心して飲める青汁であるといえます。

5.難消化性デキストリンの効果

難消化性デキストリンは水溶性食物繊維の一種ですので、おなかの調子を整える効果が期待できる成分です。この章ではさらに詳しく難消化性デキストリンの効果について述べてゆきます。

5-1.食後の血糖値の上昇を抑える効果

難消化性デキストリンを食事と共に摂取することで、食後の血糖値の急な上昇を抑える働きがあることが分かっています。血糖値の上昇が日常的に起こると糖尿病などの血糖値の上昇が原因で発症する病気にかかるリスクが高まります。血糖値の上昇を抑えるために普段から糖質の摂りすぎには注意をし、難消化性デキストリンなど血糖値の上昇を抑える成分を含む食品を摂取することが大切です。

5-2.ミネラルの吸収を促進する効果

実験の結果、難消化性デキストリンには人体に必要なミネラルの吸収を促進する効果が認められました。そのため難消化性デキストリンにはミネラルの吸収率を高めて、摂取したミネラルを効率よく利用することに繋がる効果があることが分かりました。

5-3.便秘の改善効果

難消化性デキストリンは腸内でドロドロのゲル状に変化しますが、一部が腸内細菌により分解される他はそのまま排出されます。そのため便の量を増して排便を促し、便秘を改善する効果が期待できます。

5-4.コレステロール値を抑える効果

難消化性デキストリンはコレステロール値を下げる効果が実験により確認されています。コレステロールは血液中で増えすぎて酸化すると、動脈硬化などの原因となりますが、難消化性デキストリンを摂取することで、コレステロールの害を未然に防ぐことに繋がります。

5-5.中性脂肪の吸収を抑える効果

難消化性デキストリンには中性脂肪の吸収を抑える働きがあります。また、内臓脂肪を減少させる働きも確認されており、肥満防止や脂質が必要以上に体内に存在することでおきる様々な疾患の予防に繋がると考えられています。

5-6.整腸効果

難消化性デキストリンを始め、水溶性食物繊維は腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増殖させて腸内環境を整える効果があります。腸内環境は善玉菌と悪玉菌のバランスにより変化します。善玉菌が多い状態が続くと腸内環境が改善されて腸の栄養の吸収、不要なものの排出機能が高まります。
また、腸には体内の半数以上の免疫細胞が存在しているといわれ、難消化性デキストリンの作用で腸内環境が整うことで免疫細胞も活性化することから、免疫機能の向上などの効果も得ることができます。難消化性デキストリンが添加された青汁を飲むことで、この水溶性食物繊維の効果をより実感できるでしょう。

6.難消化性デキストリンの過剰摂取による症状

難消化性デキストリンは安全性が高い成分として知られています。摂取量の上限も特に定められていませんが、一度に大量に摂取すると、人によりお腹が緩くなる可能性があります。特定保健用食品の指定成分としての難消化性デキストリンの摂取量目安は3gから8gです。その目安量内で摂取することで、より安全に難消化性デキストリンを摂取できるでしょう。

7.難消化性デキストリンの欠乏症

難消化性デキストリンは水溶性食物繊維の一種です。欠乏症の正式な報告はありませんが、水溶性食物繊維が不足すると腸内環境が荒れて、免疫力の低下や食べ過ぎによる肥満の進行が早まる恐れがあります。血糖値の上昇が高まる可能性もあるので、糖尿病のリスクも高まります。難消化性デキストリンに限らず、水溶性食物繊維をしっかりと青汁や野菜から摂取することが大切です。

8.難消化性デキストリンが添加された青汁を飲もう

いかがでしたでしょうか?難消化性デキストリンは青汁の添加物のひとつですが、安全性が高い成分です。信頼できるメーカーにより製造された難消化性デキストリン配合の青汁は、青汁の健康効果にプラスして難消化性デキストリンの効果も期待できます。
難消化性デキストリン配合の青汁を飲み、お腹の健康をしっかりと守りましょう。

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